【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は10日、新型コロナウイルスの感染者と非感染者の行動に関する調査結果を公表した。それによると、感染者は非感染者と比べ、症状が出る前にレストランなどを訪れた割合がはるかに高いことが分かった。
 CDCは米国内11州で7月1~29日、新型コロナが疑われる症状を訴えて検査を受けた人のうち、陽性だった154人と陰性だった160人を対象に、症状が出る直前2週間の行動を調べた。感染者の70.6%、非感染者の74.2%は、この期間中「常にマスクを着用していた」と回答した。
 調査対象者のうち、レストランを訪れた人は非感染者が27.7%だったのに対し感染者は40.9%、バーや喫茶店に行った人は非感染者が5.0%、感染者は8.5%だった。「買い物」「屋内での集まり」「スポーツジム」「教会」などの項目では、ほとんど差がなかった。
 調査対象の感染者が実際にどこで感染したかは不明で、レストランでの食事が屋内か屋外かも区別されていない。それでもCDCは「飲食時などマスク着用や社会的距離の確保が難しい場での感染リスクを下げる方策を考える必要がある」と指摘している。 (C)時事通信社