政府は14日、新型コロナウイルスへの対応として、医療の公定価格である診療報酬の追加的な特例を設ける方針を決めた。酸素投与が必要な中等症の新型コロナ患者に対する救急医療の加算について、通常の5倍の4万7500円に引き上げる。患者負担は発生しない。
 中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関、中医協)が、同日の持ち回りの総会で了承した。政府は15日に閣議決定する予備費に約10億円の関連経費を盛り込む方向で、同日から適用する見通し。
 新型コロナ対応で政府は、集中治療室(ICU)に入院する重症患者の治療の診療報酬を通常の3倍に増額。ICUに入らない中等症の患者についても、救急医療の加算を3倍にしていたが、酸素投与が必要な患者は重症化防止で頻繁な検査や巡回が必要となるため、より手厚い支援を講じることにした。 (C)時事通信社