【ロンドン時事】新型コロナウイルスの感染が増加している英イングランドで14日、感染拡大阻止のため「6人ルール」と呼ばれる新規制が始まった。屋内外問わず最大6人までしか集まれない決まりで、全土ロックダウン(都市封鎖)を経てようやく通常の生活を取り戻しつつあった市民の間では、「また規制か」と倦怠(けんたい)感も広がっている。
 英国では最近、イングランド北部を中心に感染例が急増。人々が社会的距離を守らず交流していることが理由とされ、感染者1人が平均してうつす人数「実効再生産数」はロックダウンが始まった3月以降で初めて1を上回った。焦る政府は「2度目のロックダウン回避へ行動しなくてはならない」(ジョンソン首相)と訴えている。
 新ルールによると、14日以降、自宅を含むどこでも7人以上の集まりは禁じられ、違反すれば罰金100ポンド(約1万3600円)が科される。「最大6人」には子供も含まれ、大家族は他の世帯と少人数でしか交流できず、大勢の友人同士でのピクニックなども禁止。子供を7人以上のグループで遊ばせることもできなくなった。 (C)時事通信社