【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチンについて、来年4月までに希望する全国民への接種が可能になるという見通しを示した。11月の大統領選をにらんで楽観論を展開したが、専門家の見解とは温度差がある。
 トランプ氏は会見で「年内に1億人分以上のワクチンが製造される」と予想。遅くとも来年1月には医療関係者や、重篤化のリスクが高い人々への投与が可能になり、「1~3月期に数億人分を人々に届けられるだろう」と語った。
 だが、疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は16日の上院小委員会で、年内にワクチン投与が可能になっても「(最初のうちは)供給が極めて限定され、対象を絞り込まなければならない」と指摘。国民一般に接種できるようになるのは「21年4~6月期の終わりから7~9月期と見込んでいる」と証言している。 (C)時事通信社