【ニューヨーク時事】グテレス国連事務総長は22日、国連総会の一般討論演説に臨んだ。グテレス氏は、新型コロナウイルスの感染拡大や世界恐慌以来最悪の不景気など複数の危機に見舞われている世界の現状について「私たちの1945年を迎えている」と述べ、国連創設時のような節目にあると指摘。全加盟国が結束して行動する必要性を強く訴えた。
 グテレス氏は「75年前に国連を創設した人々はパンデミック(世界的流行)や世界恐慌、ジェノサイド(大量虐殺)、そして世界大戦を生き抜いていた。彼らは不和の代償と結束の価値を知っていた」と強調。「結束は自己の利益だという単純な真実を今こそ認識する時だ。その事実を理解しなければ全員が負ける」と警告した。 (C)時事通信社