【ワシントン時事】ロイター通信によると、米国で報告された新型コロナウイルスによる死者が22日、20万人を上回った。死者数の増加ペースは緩やかになっているものの、中西部などで引き続き感染が拡大。11月に迫った大統領選では感染防止とともに、経済活動規制で落ち込んだ景気の立て直しに向けた方策が問われることになる。
 米国の新型コロナ感染者は累計で680万人を超え、感染者数・死者数とも世界最多。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、全世界の死者数は96万人超で、ブラジルが約13万7000人、インドが約8万9000人、メキシコが約7万4000人で米国に続いている。
 11月に再選を目指すトランプ大統領は、新型コロナのワクチンが10月にも投与可能になり、「年内に1億人分を配布できる」「来年4月までに全国民へ行き渡る」などと楽観論を展開。民主党候補のバイデン前副大統領は、トランプ氏が感染初期の対応に失敗したと糾弾するとともに、ワクチン開発時期に関しても「トランプ氏の言葉は信用できない」と切り捨てている。 (C)時事通信社