新型コロナウイルスの流行が続く中、建物内に入らず街角で気軽に手を洗える「公衆手洗いスタンド」が25日、期間限定で東京・銀座に設置された。数寄屋橋交差点そばのカフェの店頭では、訪れた人が「トイレに行かなくてもいいので便利だ」と利用する様子が見られた。
 手洗いスタンドの設置は12の企業・法人などで構成する任意団体「公衆手洗い推進パートナーシップ」が企画。水処理を手掛ける「ウォータ」(文京区)が開発した。水道管は不要で、20リットルの水を入れ、使用後は複数のフィルターを使って不純物を取り除き、再利用する。
 手洗いスタンドは27日まで銀座三越や大型商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」など銀座・有楽町周辺に15カ所設置される。団体は今後、スタンドの常設も検討。施設内のトイレにハンドソープを置くなどして環境整備を進め、気軽に手洗いができる場所を増やしていく方針という。
 銀座三越前で手洗いスタンドを体験した40代の女性会社員=江東区=は「銀行に行っていろいろなものに触れてきたばかり。普通に歩いていて手が洗える環境はすごくありがたい」と笑顔を見せた。 (C)時事通信社