新型コロナウイルス患者の発生届を医療機関が入力できる国の新たな情報システムの利用状況について、厚生労働省が自治体に調査したところ、保健所でほぼ全ての発生届を入力するとした自治体が回答の60%を占めた。28日、同省が明らかにした。保健所の負担軽減につながると期待されたシステムだったが、現場で利用が進んでいない実態が浮かび上がった。
 調査では、保健所が設置された155自治体のうち、113自治体から回答を得た。
 それによると、60%が発生届のほぼ全てをFAXなどで受け取り、医療機関に代わって保健所が入力すると答えた。一方、保健所での入力は「ほとんどない」と回答したのは4%にとどまった。 (C)時事通信社