【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相は29日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、パーティーの人数に上限を設けるなど、各種の制限を強化すると発表した。ウイルスが広まりやすく、インフルエンザ流行とも重なる可能性がある冬を控え、警戒を強めている。
 ドイツの1日当たりの新規感染者数は、ここ2週間ほどで2000人を超える日が頻発。4月下旬並みの水準となっている。メルケル氏は記者会見で「秋冬というより困難な時期が近づいている」と警告した。
 政府は、特にパーティーなど私的な集まりでの感染拡大を問題視。このため、過去7日間で10万人当たりの新規感染者数が35人を超えた地域では、公共の場所や貸会場でのパーティーの参加人数を最大50人に制限する。新規感染者数が50人を超えた場合は、上限は25人とする。また、各州の判断で、飲食店での酒類提供について時間を区切って禁止することも可能にする。 (C)時事通信社