今冬のインフルエンザワクチン接種が10月1日、全国各地で始まる。今季は新型コロナウイルスとの同時流行への懸念から接種希望者が増えると予想されるため、ワクチン供給量は過去5年で最多の約3178万本(最大約6356万人分)になる見込み。厚生労働省は、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者らの接種を優先し、他の人たちには同26日以降の接種を呼び掛けている。
 厚労省によると、ワクチン供給は10月前半では1500万~2000万本ほどにとどまり、11月には最大量に達する見通し。
 そのため同省は、10月1日からの接種については、予防接種法の定期接種対象である65歳以上の高齢者や60~64歳で心臓や呼吸器などに機能障害がある人を優先するよう求めた。医療従事者や妊婦、生後6カ月~小学2年生までの小児らについては、26日以降の早い時期に接種を受けるよう訴えている。
 同省によると、9月20日時点のインフルエンザ患者の報告数は全国で11人で、昨年の1000分の1ほどにとどまっている。新型コロナへの感染防止に向けた手洗いやマスク着用の徹底などが要因とみられる。 (C)時事通信社