【ベルリン時事】東欧のチェコとスロバキアは30日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、緊急事態宣言を再発令することを決めた。両国とも3月に緊急事態を宣言し、その後に解除。他の多くの欧州諸国と比べ封じ込めに成功していたが、夏以降に感染者数が急増している。
 チェコは10月5日から30日間、スロバキアは1日から45日間をそれぞれ緊急事態の期間に設定。チェコは流行地で一部学校を閉鎖し、私的な集まりの人数を制限する。スロバキアも、大規模イベント禁止などの措置を取る。ただ、両国とも大規模なロックダウン(都市封鎖)は行わない。
 1日の感染者数は、チェコが9月18日に3000人を超えて過去最多となり、その後も高止まり。スロバキアも同月27日に550人と過去最多を記録した。AFP通信によると、チェコのプリムラ保健相は「チェコは感染拡大が最も急激な国の一つだ」と警告した。 (C)時事通信社