【パリ時事】新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻なスペインで1日、首都マドリードを含む人口10万人以上の市を対象とした新たな移動制限を政府が官報で発表した。3日までに対象の市全域で制限が適用される。
 スペイン紙パイスによれば、対象地域を抱える自治州政府は9月30日、移動制限の条件に関して中央政府と合意した。しかし、マドリード自治州政府の保健相は合意発表後、全自治州が合意したわけではないと表明。法的に無効だと主張した。
 マドリード自治州のディアス・アジュソ首相は1日、首都全域での移動制限には従うと表明。一方で「マドリード市民の利益を守るため、制限が公正か裁判所で争う」と述べた。
 新たな移動制限は、3月に全土で発動された外出禁止令よりは緩和され、通勤や通学、通院以外の市をまたぐ移動を制限する。首都の一部を含む地域では、すでに9月から適用されている。 (C)時事通信社