【シドニー時事】オーストラリアのマコーマック副首相は2日、新型コロナウイルスの感染が収まっているニュージーランド(NZ)を対象に、隔離を義務付けない入国を16日から認めると発表した。豪州は新型コロナ対策のため、3月後半から国民の出国と外国人の入国を原則的に禁止して事実上の鎖国状態となっていたが、限定的な「開国」に踏み切る。
 発表によれば、NZ人は入国時に14日間の隔離が義務付けられず、豪最大都市シドニーを抱えるニューサウスウェールズ州と、世界最大級の一枚岩ウルルがある北部準州への訪問が認められる。豪州側は訪問可能な地域を増やす方針。
 一方、豪メディアによれば、アーダーンNZ首相は豪州からの帰国時には隔離を義務付け、豪州人の入国も認めないと表明した。 (C)時事通信社