【ホニアラAFP時事】新型コロナウイルスの感染者ゼロを保ってきた南太平洋の島国ソロモン諸島で最近、初めて感染者が1人確認された。ソガバレ首相は3日、テレビ演説し、フィリピンから帰国した学生が、検査の結果、陽性だったと明らかにした。「わが国へのウイルス侵入阻止に向けて全身全霊で取り組んできたが、感染ゼロの地位を失うことになり、誠に残念」と無念の思いを語った。
 学生は、フィリピンで3回行った検査で陰性だったと主張。帰国後、首都ホニアラで行った検査で陽性となり、隔離された。ソロモン諸島は3月から国境封鎖状態で、感染拡大が止まらないフィリピンに留学していた学生400人以上が帰国できなくなっていた。留学生の親からの猛抗議を受け、ソロモン諸島政府が帰国便を手配し、第1便が9月29日に到着したばかりだった。 (C)時事通信社