7月豪雨で熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」が浸水し、入所者14人が死亡したことを受け、国土交通、厚生労働両省は7日、高齢者施設での被害の再発防止を議論する有識者会議の初会合を開いた。千寿園の事例を基に避難の課題を探り、年度内にも改善策を取りまとめる。
 会合では、千寿園の事案で(1)施設にエレベーターなどがなく、2階への避難に時間がかかった(2)施設による避難誘導の手順を記した計画が、洪水ではなく土砂災害を想定していた(3)村が高齢者らへの避難開始を促す情報を出したタイミングで避難所が開設されていなかった―などが課題に挙げられた。 (C)時事通信社