【北京時事】中国外務省は9日、新型コロナウイルスのワクチンを各国で共同調達する国際的な枠組み「COVAXファシリティー」に、8日付で正式に加入したことを明らかにした。中国は加入期限だった9月18日時点では態度を明確にしていなかった。3週間遅れの参加表明には、ワクチン提供をちらつかせて途上国への影響力拡大を図る「ワクチン外交」への批判を払拭(ふっしょく)する狙いもあるとみられる。
 同省の華春瑩報道局長は談話で「ワクチンを国際公共財にするという自らの約束を履行するための重要な一歩だ」と強調。さらに、参加の目的として「能力を持つより多くの国の参加を先導する」ことを挙げ、不参加方針を示している米国をけん制した。 (C)時事通信社