富士フイルム子会社のフジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ(FDB)は9日、米製薬大手イーライ・リリーが開発を進める新型コロナウイルス向け抗体医薬品の原薬製造を受託したと発表した。富士フイルムが新型コロナ治療薬の原薬製造を請け負うのは初めて。
 イーライ・リリーは、米慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」などが立ち上げた新型コロナ治療推進プロジェクトと、開発中の新型コロナ抗体医薬品を低・中所得国向けに供給することで合意している。FDBは2021年4月から、デンマークにある同プロジェクト向け生産設備で治療薬の有効成分である原薬の製造を開始し、イーライ・リリーに供給する。 (C)時事通信社