インド政府は11日、新型コロナウイルスの累計感染者数が705万3806人となったと発表した。700万人に達したのは米国に次ぎ2カ国目。死者は10万8000人超で米国、ブラジルに続いて世界で3番目に多い。
 1日当たりの新規感染者数は、約9万8000人だった9月17日の発表をピークに減少傾向にあり、最近は連日7万人ほどで推移。「感染の第一波はようやく収まった」(地元紙ヒンドゥスタン・タイムズ)という見方が出ている。
 インドでは、11月14日のヒンズー教最大の祝祭「ディワリ」など秋から冬にかけて大規模な祭りが続く。政府は、感染者の多い「封じ込めゾーン」内でのイベント開催を禁止。その他の地域でも、参加者のマスク着用や消毒の徹底、参加人数の制限などを求めるガイドラインを出した。
 ディワリは例年、人々が警察の制止を無視して花火や爆竹を打ち鳴らすことで知られる。今年も人々が当局の規制を守らず、感染を広げる懸念があり、専門家は感染対策の「緩み」に警鐘を鳴らしている。 (C)時事通信社