【ロンドン時事】18日付の英紙サンデー・タイムズは、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、来年1月に英国で導入される希望が出てきたと報じた。国営医療制度「国民保健サービス(NHS)」のスタッフら数千人がワクチン接種の講習を今年末までに受ける方向で準備していくという。
 同紙によると、医療問題で政府に助言を行う次席医務官のジョナサン・バンタム教授が先週、ワクチンの臨床試験(治験)の最終段階に当たる第3相試験は今月末から11月末に結果がまとまる見込みだと下院議員らに説明。「ワクチン(接種)の態勢がクリスマス後間もなく整う」可能性を示唆した。
 開発が成功し、規制当局も承認すれば、政府はNHSを通じて高齢者らに優先的にワクチンを接種する方針。治験は英国内のほか、日本など世界各地で行われている。 (C)時事通信社