政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は23日、クラスター(感染者集団)の分析が進んだことを受け、感染リスクが高い場面を改めてまとめ、政府に提言した。リスクを避けるため、飲酒は短時間、少人数にすることなどを勧めた。
 提言では、飲酒を伴う懇親会は大声の会話などで感染リスクが高まると指摘。飲酒は少人数、短時間を心掛け、なるべく普段一緒にいる人と飲むよう提案した。
 箸やコップは使い回さず、座る場所を斜め向かいにして正面や真横は避けることなどを推奨した。
 飲食以外の場面では、休憩室や喫煙所、更衣室でも感染した例があるとした。仕事中は感染対策をしていても、休憩や喫煙時は気が緩みがちだとして注意を呼び掛けた。
 マスクを着けない会話やカラオケ、バスなどの車中も注意が必要とした。寮の部屋など狭い空間での共同生活も感染リスクが高まると指摘した。
 分科会は9月、感染リスクの高い場面を七つにまとめて公表。各地の保健所などから意見を聞いた上で五つに整理した。 (C)時事通信社