【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は28日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチンについて、「多数の供給は(2021年)4月から始まる」との見通しを示した。EU市民に当初提供される量は最大で「毎月2000万~5000万回分」になるとも説明した。
 欧州委はワクチンを開発中の複数の製薬会社と供給契約の締結を進めている。フォンデアライエン氏は現状で21年を通して確保できるのは合計約12億回分だと指摘。その全てが認可されるわけではないが、「最善のシナリオなら7億人に接種できる」とも語った。
 これはEU全体の人口約4億5000万人を上回る数で、フォンデアライエン氏は低中所得国への寄付を進める方針も改めて強調した。 (C)時事通信社