【ワシントン時事】ロイター通信は31日、米国で30日に10万233人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認され、1日の感染者数としては前日の約9万1000人を超え、最多を更新したと報じた。世界的に見ても、インドで9月中旬に報告された最多記録9万7894人を上回った。
 米国の感染者数は累計で900万人超、死者は約23万人で、いずれも世界最多。トランプ大統領が再選を目指す大統領選を4日後に控え、このところ感染者の増加ペースが上がっている。
 人口当たりの新規感染者数は、ノースダコタ、サウスダコタ、ウィスコンシンの各州など中西部で多いが、東部や西部を含め大半の州で横ばいないし増加傾向を示している。ウィスコンシン州は大統領選で、トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領の支持率が伯仲する激戦州の一つ。
 トランプ氏は30日、中西部のウィスコンシン、ミネソタ両州で選挙集会を開き「数週間もあれば(新型コロナの)ワクチンが手に入る」と強調。「たとえワクチンがなくても、峠を越えつつある」と楽観論を展開したが、ワシントン・ポスト紙(電子版)の集計によれば、ミネソタ州の新規感染者数は最近1週間で40%以上も増加している。 (C)時事通信社