厚生労働省は4日、8月分の生活保護の申請者数は、前月比2199件減の1万7451件だったと発表した。2カ月ぶりの減少で、前年同月比でも735件の減。8月は新型コロナウイルスの「第2波」として各地で飲食店などに営業時間の短縮要請が行われたが、同省は「困窮者向けの貸付金制度が浸透し、生活保護申請に至る前に貸し付けを利用する人が増えている」とみている。
 8月の保護開始世帯数も1万4766世帯と、前月より1270世帯減少。総受給世帯数は163万5356世帯で、前年同月比で0.1%減った。
 一方、新型コロナで休業や失業した人向けに一時的に生活資金を貸し付ける「緊急小口資金」は、10月24日時点で124万8109件(4637億円)の支給が決定している。 (C)時事通信社