内閣府と厚生労働省は4日、ドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待被害の相談ダイヤルの普及啓発キャンペーンを行った。ナビゲーターに起用された女優の川栄李奈さんは「当事者が声を上げられないときは、周囲の人が気づいて相談して」とPR。ゲストのDJ KOOさんは「暴力は何も生まない負の連鎖となる。まずは相談してほしい」と訴えた。
 DVの相談ダイヤルは、内閣府が10月から運用を始めた「♯8008(はれれば)」。同府によると、新型コロナウイルスによる生活不安などを理由としたDV被害の相談が増えているといい、5、6月の相談件数はそれぞれ1万6000~1万7000件と、前年同月と比べいずれも約1.6倍だった。
 また、厚労省は11月を「児童虐待防止推進月間」に設定。全国共通の相談ダイヤル「189(いちはやく)」に電話すると、オペレーターが近くの児童相談所につなぎ、匿名で相談できる。同省はインターネット交流サイト(SNS)アカウントの開設も検討している。 (C)時事通信社