公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は6日、2020年7~9月期の運用損益が4兆9237億円の黒字だったと発表した。四半期では2期連続の黒字。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ景気に持ち直しの動きが続いており、保有する国内外の株式運用成績が堅調だった。
 この四半期の収益率は3.05%だった。市場運用を始めた01年度からの累積収益額は74兆9483億円、運用資産額は167兆5358億円に上り、いずれも過去最高だった19年10~12月期並みの水準まで回復した。
 20年7~9月期の保有資産別の運用損益は全て黒字。外国株が2兆6763億円でトップとなり、国内株は1兆9599億円で続いた。外国債は2080億円、国内債は753億円だった。 (C)時事通信社