【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は9日から6日間の日程で、全加盟国がオンラインで参加する年次総会を開く。新型コロナウイルスの流行を受け、5月に中断した総会の再開という位置付けだ。5月と同様、中国が強硬に反対する台湾のオブザーバー参加を求める声が国際社会で強まっており、再び争点になりそうだ。
 世界医師会は5日、WHOのテドロス事務局長に台湾参加を求める公開書簡を送付したと発表し、拒否を続けるのは「非生産的だ」と批判。米国の在ジュネーブ国際機関代表部も、6日に「国際社会は、台湾やその市民を含む誰をも見捨てない総会を期待している」との声明を発表した。台湾からの報道によると、欧州の議員600人超も、テドロス氏に同様の書簡を送った。 (C)時事通信社