ロイター通信によると、新型コロナウイルスの世界の累計感染者が日本時間8日、5000万人を超えた。10月19日に4000万人に達してから約3週間で1000万人増えた。感染「第2波」に見舞われる欧州や「第3波の席巻」(ロイター通信)とも伝えられる米国を中心に、冬が本格化するに従って増加ペースが加速している。世界の死者は125万人超。
 AFP通信によると、欧州では6日、累計感染者が1200万人以上となり、死者は30万人超に。フランスやドイツ、英イングランドで2度目の全土ロックダウン(都市封鎖)に入ったほか、イタリアでも一部地域で導入の動きがある。
 米国は引き続き中西部が感染の中心地となっている。7日にはロイター通信の集計で、24時間の新規感染者が13万人を超えた。連日のように過去最多を更新し、全米50州のうち17州で増加幅が最大となっている。
 米国の累計感染者数は世界最多の約990万人で、1000万人に迫る勢い。ロイター通信によれば、外出禁止や集会制限を導入する市や州はあるが、連邦政府レベルの対応はなく、マスク着用を求めない州も多い。
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日、欧米の感染状況について「(各国の)指導者にとってさらなる重大局面だ」と指摘。人々に共通の目的に向けた団結を呼び掛けた。 (C)時事通信社