【ワシントン時事】米大統領選の勝利を確実にしたバイデン前副大統領は16日の記者会見で、新型コロナウイルス対策で現政権と次期政権が連携しなければ「さらに多くの死者が出かねない」と警告した。トランプ大統領が敗北受け入れを拒み、政権移行手続きに着手しないことで、感染拡大防止やワクチン配布が阻害されると批判した。
 バイデン氏は、トランプ政権が掲げるワクチン配布計画に言及し「われわれが(次期大統領が就任する)来年1月20日まで計画着手を待たねばならないなら、(対策が)1カ月以上も遅れてしまう」と指摘。次期政権が計画を速やかに実行するには、現政権の協力が不可欠だと訴えた。
 与野党の対立で審議が難航している新型コロナ追加対策に関しては「議会は直ちに協力して法案を通すべきだ」と主張。「ウイルスを封じ込め経済対策を実行すれば、より良い再建が可能になる」と強調した。 (C)時事通信社