【北京時事】中国の姚景源・元国家統計局報道官は18日の記者会見で、人口抑制のため実施されてきた計画出産が全廃される見通しを示唆した。中国では2016年に一人っ子政策が廃止され、全ての夫婦に2人まで子供を産むことが認められている。しかし、少子高齢化に歯止めがかからず、計画出産の撤廃を求める意見が強まっている。
 姚氏は、10月に開かれた共産党の重要会議で決まった第14次5カ年計画(21~25年)の基本方針について「第13次5カ年計画は基本国策として計画出産を記していたが、第14次計画では歴史の舞台に別れを告げた」と述べた。
 一方、姚氏は、重要会議で35年までの長期目標として示された「1人当たりの国内総生産(GDP)を中等先進国の水準に引き上げる」方針に関し、「個人的な認識」とした上で「例えば3万ドル(約312万円)のような状況だ」と語った。 (C)時事通信社