【ジュネーブAFP時事】世界保健機関(WHO)の緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は18日、新型コロナウイルスのワクチン普及は、現在の感染第2波の対応には間に合わない見通しだと警告した。「われわれはワクチンなしで山を登らねばならない」と楽観論を戒めた。
 ライアン氏はソーシャルメディア上での質疑応答で「ワクチン接種が場所を問わず大規模に行われるようになるまで、少なくとも4~6カ月かかると思う」と表明。ワクチンの臨床試験(治験)の成果発表が相次いでいるが「われわれはまだワクチンのある場所にいない」と指摘した。
 米製薬大手ファイザーは18日、ワクチンの最終段階の治験で95%の予防効果が確認されたと公表。米バイオ医薬品企業モデルナも今週初め、94.5%の有効性がみられたと発表していた。 (C)時事通信社