東京都医師会の尾崎治夫会長は20日、都内で臨時の記者会見を開き、政府の観光支援事業「Go To トラベル」を一時中断すべきだと主張した。都内では2日連続で500人を超える新型コロナウイルスの新規感染者を確認。尾崎氏は「全国的に無理なら、感染者が多い北海道や東京(の中断)を考えてもらえないか。今の状態をほうっておけば医療崩壊に必ずつながる」と危機感をあらわにした。
 尾崎氏は「10月1日から東京のGoToキャンペーンが始まり、この2週間後くらいから、感染者が全国的に増えているような気がする」と指摘。「はっきりした根拠は言えないが、人の移動が活発になったことが影響しているだろう」と持論を述べた。
 その上で「(中断が)無理であれば、あまり遠くに行かない。遠くに行くのであれば、出発するときに検査を受けて旅行すると安心できるのではないか」と提案した。 (C)時事通信社