社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)は20日の部会で、将来の給付額が資産運用の成績で変わる企業型確定拠出年金(DC)の月額掛け金枠の最終見直し案を大筋で了承した。給付額が決まっている確定給付年金(DB)との併用者(約410万人)を対象に現行の2万7500円を、DBと一体化した上で計5万5000円に引き上げる。
 政令改正などを経て2022年度後半以降の導入を目指す。
 企業型DCやDBは公的年金に上乗せ支給される私的年金。勤め先が従業員の老後資金形成のために掛け金を拠出する。
 この日は、DB加入者が自分で掛け金を出す個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の上限を2万円(現在1万2000円)に引き上げる案も了承された。 (C)時事通信社