新型コロナウイルスの重症者が、23日時点で過去最多の331人に達した。厚生労働省の集計によると、重症者用病床の使用率(18日時点)は17都道府県で前週(11日時点)より悪化。東京、大阪、沖縄の3都府県では25%を超え、感染拡大が4段階中2番目に深刻な「ステージ3」の水準に達した。
 厚労省によると、コロナ患者用病床全体の使用率は37都道府県で1週間前より上昇し、9都道府県で25%を超えた。重症者用病床では、使用率が最も高いのは東京の37%で6ポイント悪化、大阪が28%で2ポイント悪化した。沖縄は26%で変化はなかった。病床逼迫(ひっぱく)の度合いが「厳しい状況」(同省専門家組織)とされる北海道は11%で、5ポイント悪化した。
 他に使用率が高かったのは、神奈川18%、愛知21%、京都22%、兵庫15%など。中四国、九州は全県で10%未満だった。
 治療法の開発など医療面の知見が蓄積され、重症化率は低下しているが、重症者数は1カ月前の約2.1倍、2週間前の約1.6倍のペースで急増。北海道や首都圏を中心に病床逼迫への厳重な警戒が続いている。 (C)時事通信社