24日の東京株式市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待感から買いが優勢となった。日経平均株価は一時、前週末比700円超上昇するなど急反発。終値は638円22銭高の2万6165円59銭と、17日に記録した今年の最高値を上回り、1991年5月以来29年半ぶりの高水準となった。
 英製薬大手が開発中のコロナワクチンが臨床試験で高い予防効果を示したとの発表を受けて、23日の米国株が上昇。ワクチン普及による経済活動正常化への思惑から、東京市場も幅広い業種が値上がりした。この日は、為替が円安・ドル高方向に振れたことも輸出関連株中心に追い風となった。
 ただ、取引終了時刻が近づくと利益を確保するための売りも出て、日経平均の上げ幅は縮んだ。市場では「引き続きコロナ感染者数の推移などには注意が必要だ」(大手証券)との声が聞かれた。 (C)時事通信社