30日の参院本会議で、安倍政権が新型コロナウイルス対策として配布した「アベノマスク」の評価が議論となった。立憲民主党の古賀之士氏が「古今東西、まれに見る残念な政策」とこき下ろしたのに対し、田村憲久厚生労働相は「国民から感謝やお礼の声もいただいている」と反論した。
 アベノマスクをめぐっては、4月から郵送を開始したが、一部に不良品が見つかり、配布に手間取るなどした。古賀氏は質問で「虫が混入した不良品の回収を含めどのくらいの予算を使い、どのような効果があったのか」とただした。
 厚労相は「布マスクは洗濯することで繰り返し利用できるため、急増するマスク需要の抑制に有効と考えた」と強調。約1億2000万枚に約260億円の予算を充てたと説明し、「一定の効果はあった」と語った。 (C)時事通信社