札幌市は30日、新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、来年1月10日に予定されていた今年度の成人式の開催を取りやめると発表した。寒さが本格化し、空気が乾燥する冬季に多くの若者が集まれば、感染リスクを回避するのは困難になると判断した。市によると、記録が残る1955年以降、式典の中止は初めて。
 市はこれまで、式典の開催時間短縮や、札幌ドーム(同市)での複数回開催など、感染防止対策を講じる方法を検討してきた。しかし、11月上旬以降、市内の感染者は100人を超え、全国的に見ても増加のペースが突出。年明けの成人式当日までに状況が急速に改善する可能性は低いことなどから、中止を決めた。 (C)時事通信社