菅義偉首相と日本医師会の中川俊男会長は1日、首相官邸で会談し、新型コロナウイルスの感染拡大状況について意見交換した。中川氏は、新規感染者の急増により、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していると説明した上で、重症者の増加が今後見込まれるとして、万全の対応を要請。首相は「全力でやる」と応じたという。
 中川氏は、新型コロナの影響で苦境が続く医療機関への支援も要請。政府が検討している75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担引き上げは話題に上らなかったというが、同氏は会談後、記者団に「どうしても(窓口負担を)2割にするなら限定的な範囲にとどめてほしい」と述べ、改めて慎重姿勢を示した。 (C)時事通信社