【ソウル時事】韓国国会は2日、2021年度予算案を賛成多数で可決した。新型コロナウイルス感染の再拡大に対応し、追加の現金給付の財源として3兆ウォン(約2800億円)を用意。全体の予算規模は前年度比8.9%増の558兆ウォン(約53兆円)と過去最大となった。
 韓国政府はコロナの本格化以降、全国民を対象とした第1次、対象を絞った第2次の現金給付を実施。「第3波」で新規感染者が再び増える中、追加給付の実施で与野党が合意した。
 4400万人分のワクチン確保に向けた追加財源として、9000億ウォンも計上し、コロナと経済対策に重点を置いた予算となった。文在寅大統領は予算案可決後の声明で「国家財政は国民の日常と生命を守る役割を果たすべきだ」と強調した。 (C)時事通信社