大阪府の吉村洋文知事は3日、新型コロナウイルス感染拡大で重症者が急増していることを受け、感染状況を判断する府の独自基準「大阪モデル」で、非常事態を呼び掛ける「赤信号」を初めて点灯させることを検討していると明らかにした。同日夕の対策本部会議で議論し、正式決定する。
 吉村氏は府庁で記者団に「特に重症病床の医療体制が非常に逼迫(ひっぱく)している」と危機感を示した。大阪市の松井一郎市長も記者団に「医療現場、重症者を救うために今ここで市民の皆さんに我慢をお願いしたい」と語った。
 大阪モデルは府が5月に始めたもので、警戒状況を青、黄、赤で表示。府内の重症者向けの病床使用率は2日時点で63.6%(131人)となり、大阪モデルが「赤信号」の基準とする7割に迫っている。 (C)時事通信社