文部科学省は3日、学校が再開した6月から11月の間に、新型コロナウイルスに感染した全国の小中高校などの児童生徒は3303人だったと発表した。同じ学校で5人以上の感染者が確認された事例は61件で、うち高校が36件と半数以上を占めた。
 文科省は同日付で学校向けのコロナ感染対策マニュアルを改定。学校内での感染者の有無にかかわらず、地域一斉で小中学校の臨時休校をすることは「避けるべきだ」と明記した。担当者は「地域全体をロックダウンするような時だけにすべきだ」と話している。
 文科省によると、感染者の内訳は小学校が1252人、中学校782人、高校1224人、特別支援学校45人。重症者はなく、無症状が半分を占めた。国内の感染者増を受け、10月下旬から感染者が増えた。
 改定したマニュアルでは、校内で感染者が発生した場合も、原則として休校すべきではないとの考えを示した。また、冬場も常時換気に努め、校内でも防寒着を着用させるよう求めた。 (C)時事通信社