【ワシントン時事】オバマ前米大統領は3日放送のラジオインタビューで、新型コロナウイルスのワクチンについて、使用が承認されれば、自身が接種する様子を公開する用意があると表明した。ブッシュ(子)、クリントン両元大統領も同様の考えといい、ワクチンの効果や安全性への懸念払拭(ふっしょく)に協力する姿勢で歴代大統領3人が足並みをそろえた。
 オバマ氏は、「ワクチンが安全で新型コロナの免疫をつけるとファウチ(国立アレルギー感染症研究所長)が言えば、間違いなく接種する」と明言。「私が(ワクチンを)信頼していると分かってもらえるよう、テレビで放映するかもしれない」と語った。
 ブッシュ氏の首席秘書もCNNテレビに、医療関係者らへの優先接種が済んだ後に「ブッシュ氏は喜んでカメラの前で接種するだろう」と述べた。クリントン氏の広報担当者も、クリントン氏は公開接種に前向きだと話した。
 米当局は近く、製薬大手ファイザーやバイオ医薬品企業モデルナの新型コロナワクチンの緊急使用を許可する見通し。安全性に関し国民の信頼を得られるかが、普及の鍵を握るとみられている。 (C)時事通信社