【モスクワ時事】世界で初めて新型コロナウイルスの国産ワクチンを承認したロシアの首都モスクワ市で5日、感染リスクの高い医師や教師を対象としたワクチン接種が始まった。接種は無料で、ロシア産ワクチン「スプートニクV」が投与された。
 プーチン大統領は2日、翌週から国内での大規模接種を開始するよう指示。プーチン氏の意向を踏まえ、ソビャニン・モスクワ市長は前倒しで5日からの開始を決めた。英国が近くワクチン接種を始めることを意識しているとみられる。ワクチン開発の進展を誇示し、国際社会での影響力を高めたいロシアは、米欧への対抗心をあらわにしている。
 接種はモスクワ市内の医療機関70カ所で実施され、対象職業の希望者はインターネットで申請。ソビャニン氏は申請初日の4日、「5000人が予約した」と明かした。 (C)時事通信社