【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は8日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、有効性や安全性に問題がないとする資料を公表した。FDAが週内にも、ワクチンの緊急使用を許可する期待がさらに高まった。
 FDAは10日にファイザー製ワクチンの緊急使用許可の可否を検討する諮問委員会を開く。8日に公表した資料では、ファイザーが提出した臨床試験(治験)結果を分析。2回目にワクチンを投与してから少なくとも7日後の予防効果が95%に上ったことなどを取り上げ、「データはFDAが示した基準に合致している」と評価した。
 年齢や性別、人種、持病の有無にかかわらず、同程度の有効性が示されたという。
 また、治験参加者の体調に関するデータでは、一部で倦怠(けんたい)感や頭痛などの副作用が見られたものの、ワクチンの「良好な」安全性が示されたと説明。特段の懸念は見つからなかったとしている。 (C)時事通信社