【ニューヨーク時事】カナダ保健省は9日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用を承認したと発表した。先進国では英国に次いで2カ国目。年内に約25万回分の供給を受け、医療従事者らから接種を始める方針だ。
 英国は2日に初めて承認し、8日に接種を始めた。米国は10日にも認める見通しだ。
 カナダは、ファイザーとの間で、2000万回分(1000万人分)を購入し、最大5600万回分を追加できる契約を結んでいる。声明で「厳しい安全性、品質などの条件を満たした」と説明した。接種対象は16歳以上とする。
 同省は、ファイザーが臨床試験(治験)の結果を発表する前の10月9日にデータなどの提出を受け付け、審査を始めていた。 (C)時事通信社