【ベルリン時事】ドイツ連邦政府と各州政府は13日、新型コロナウイルスの感染拡大第2波が深刻化していることから、生活必需品を販売する店舗を除く商店や学校の閉鎖など、全土でのロックダウン(都市封鎖)措置を大幅に強化することを決めた。
 欧州各国の中では比較的感染抑え込みに成功していたドイツは、11月からの都市封鎖に際しても、英仏などと違い小売店営業を続ける緩めの制限で対応した。しかし、店内飲食が禁止される中、「持ち帰り」と称して販売されたホットワインを隣接するテーブルで密集して飲むなど抜け穴的な事例が多発。ドイツの最近1週間の死者は約2700人と英仏並みになっている。
 記者会見したメルケル首相は、11月からの措置は「不十分だった」と認めた。制限強化の見通しが事前に報じられると、多くの市民が発動前に年末の買い物を済ませようと商店に殺到する混乱も発生した。 (C)時事通信社