厚生労働省は16日、アスベスト(石綿)が原因で肺がんや中皮腫などを発症し、2019年度に労災認定などを受けた人が働いていた992事業所を公表した。このうち初公表は749事業所。
 同省によると、19年度は1145人が肺がんや中皮腫、石綿肺などで労災認定された。遺族給付金が支給されたのは23人だった。このうち、勤務先が特定できなかったり、一人親方(個人事業主)だったりした場合を除いた1087人分の事業所名や作業状況、石綿取扱期間などが公表された。
 同省はホームページに一覧を掲載。17、18日の午前10時~午後5時に相談窓口03(3595)3402を設ける。各地の労働基準監督署や都道府県労働局などでも相談を受け付ける。 (C)時事通信社