政府が2021年度の財政投融資計画で、日本政策投資銀行に資金を拠出し、医療分野の研究開発を支援するファンドを創設することが17日、分かった。民間資金も呼び込んだ事業規模で約3000億円を見込む。新型コロナウイルスのワクチンを開発する企業などへの出資を想定する。政府は政投銀を通じ地域企業の再生や業態転換も後押しする。
 政投銀は日本医療研究開発機構と連携し、情報提供を受けながら新ファンドを運営する。ファンドは医薬品メーカー、ベンチャー企業に投資する。政府の資金拠出は約750億円。政投銀の自己資金と民間金融機関などの資金を加え、事業規模を3000億円程度とする。
 また、政府は1000億円を拠出し、政投銀を通じて地域企業の再生や事業承継を支援する。政投銀は民間金融機関の投資子会社や投資ファンドに資金を供給し、企業の構造改革を後押しする。 (C)時事通信社