今年9月、神戸市立中学3年の女子生徒=当時(14)=がいじめを苦に自殺した疑いがあるとして、同市教育委員会は18日、第三者による調査委員会を設置し、初会合を開いた。同日、遺族側の弁護士も記者会見した。
 調査委は、弁護士や臨床心理士など5人で構成。生徒らに対しアンケートやヒアリングを行い、女子生徒が亡くなった背景などを調査する。
 遺族側によると、女子生徒は9月4日夜、自宅で亡くなった。机の上には「学校疲れた」「死にたいな」などと書かれたメモと、加害者とみられる6人の同級生に宛てた手紙が1通ずつ置いてあったという。手紙は「容赦なくいじってきますね」など、いじめをほのめかす内容だった。
 10月に遺族側から学校に「いじめの可能性がある」と申し出があり、市教委がいじめ防止対策推進法に基づき調査委を設置した。
 委員長の松本隆行弁護士は「あってはならない、大変な事態が起こっていると重く受け止め、亡くなった方の尊厳を守れるように事実関係を調査していきたい」と話した。 (C)時事通信社