【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は18日、米バイオ医薬品企業モデルナの新型コロナウイルスワクチンに緊急使用許可を出した。米国でのコロナワクチンの許可は2例目。週明け21日にも接種が始まるとみられる。
 モデルナのワクチンは、28日の間隔を空けて2回の接種を想定。約3万人が参加した最終段階の臨床試験(治験)で、94.1%の予防効果が確認された。接種後に一部で倦怠(けんたい)感や頭痛などの反応がみられたが、安全上問題ないと判断され、FDAが18歳以上への緊急使用を許可した。先に許可を受けた米製薬大手ファイザーのワクチン同様、まず医療従事者ら感染・重症化のリスクが高い人たちが優先的に接種を受ける。
 ファイザーのワクチンは零下70度前後での保存が求められる一方、モデルナは同社のワクチンが「零下20度で6カ月保存でき、解凍後は2~8度で1カ月保存できる」と説明。普及に向け、扱いやすさを強調している。 (C)時事通信社