大阪大の研究グループは22日、創薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)が臨床試験(治験)を進める新型コロナウイルスのワクチンについて、針のない新しいタイプの注射器でも治験を実施すると発表した。投与量を10分の1程度に抑えられる可能性があり、安全性などを確かめる。
 同大大学院の中神啓徳教授によると、新しい注射器は少量の火薬を使って皮膚の浅い部分にワクチンを送り込む仕組みで、化学メーカー「ダイセル」(大阪市)と共同開発した。人への使用は初めてで、初期段階の治験として成人20人に接種する。動物実験では、一般的な注射器による筋肉注射よりも少ない投与量で有効性が確認された。 (C)時事通信社